「いい風呂の日」キャンペーンのご報告

「いい風呂の日」キャンペーンは、11月30日をもちまして終了いたしました。
多数のご応募を頂き、ありがとうございました。

クイズの解答

問題1

種々の生薬を配合し、布袋に入れ煎出して用いる「入浴剤」が作られたのはいつでしょうか?

A:江戸後期 15.8%
B:明治中期 83.2%
C:昭和初期 0.8%

解答1

正解は、Bの「明治中期」です。
入浴剤として発売されたのは、明治中期、種々の生薬を配合し、布袋に入れ煎出して用いる商品が作られたのが初めてです。その後、種々の効果を持つ温泉(子宝の湯・腫れものの湯・中気の湯・美人の湯など)を温泉地に行かなくても、家庭で簡単に応用できないかという考え方から、当初は天然の温泉成分を乾燥、粉末化したものから始まり、昭和初期に無機塩類入浴剤(ノボピン・バスクリン等)が開発されて発売されました。
※参照ページ
https://www.jbia.org/knowledge1.html

問題2

疲労回復や痛みの緩和におすすめの入浴剤の種類は?

A:スキンケア系入浴剤 0.7%
B:無機塩類系入浴剤 6.2%
C:炭酸ガス系入浴剤 93.0%

解答2

正解は、Cの「炭酸ガス系入浴剤」です。
このタイプは炭酸ガスの血管拡張作用を有効利用したものです。湯に溶けた炭酸ガスは皮膚から吸収され、容易に皮下内に入り、直接血管の筋肉へ働きかけ血管を拡げます。血管が拡がると末梢血管の抵抗が弱まるので血圧が下がり、血流量が増えます(図2)。その結果、全身の新陳代謝が促進され、疲れや痛み等が緩和します。同時に温かい湯に入っているならば血液が体表面の熱を全身へと運び、身体の芯まで温まることになります。なお皮下内に入った炭酸ガスは、肺から呼吸によって体外へ出されますので、身体の中に蓄積するようなことはありません。
※参照ページ
https://www.jbia.org/knowledge3.html

問題3

「ストレスを解消したい」という時に効果的なお風呂の入り方はどちらでしょうか?

A:40℃以下のお湯にゆっくりと長くつかる 99.7%
B:シャワーを浴びる 0.2%

解答3

正解は、Aの「40℃以下のお湯にゆっくりと長くつかる」です。
ぬるい湯は副交感神経優位で、心身を鎮静させる作用があります。
※参照ページ
https://www.jbia.org/knowledge4.html